当院の施術方針

  • 機能解剖学に基づく徒手療法の実施
  • 東洋医学に基づく鍼灸施術の実施
  • 各医療機関と連携しての骨折・脱臼の施術
  • 各医療機関と連携しての鍼灸健康保険の取り扱い
機能解剖学に基づく徒手療法の実施

当院では機能解剖学(骨・筋肉・関節のしくみを学ぶ学問)の見地から異常な運動機能の探り、徒手療法にて正常な運動機能に導く施術を行います。
固定する場合は関節が固まってもその影響ができるだけ少ない「良肢位」で固定します。
炎症が治まり、正常な運動機能が確保できれば、痛みの改善がみられ、関節の動きが戻ってきます。

東洋医学に基づく鍼灸施術の実施

気の思想、天人合一思想、陰陽・五行学説に代表される「東洋医学的哲学思想」を土台とし、生体の形態機能を臓腑経絡、気血津液などにより理解す る「基礎理論」を基に「四診」という独特な診察方法を用いることにより病態を把握し、証というカテゴリーに分類する「弁証」を行うことにより治療 方法を求め、治療するツボを決定します。
慢性的な運動器疾患だけであれば弁証もシンプルなものになりますが、全身倦怠感や不眠、食欲不振などの不定愁訴があれば弁証が複雑になってきま す。運動器疾患以外の不定愁訴を含めた全身治療は時間外の自費施術で対応させていただいています。

各医療機関と連携しての骨折・脱臼の施術

骨折、脱臼の施術は応急手当を除き、継続施術には医師の同意が必要となります。当院では初回の徒手整復(骨折や脱臼を手で元の位置に戻す手技) の後、樹脂添え木固定を施し、医療機関へ受診していただきます。比較的軽度な負傷で、骨のズレなどが軽度の場合は、医師より接骨院での保存療法 (手術なし)の同意を得て継続施術を行っています。重症の症例では、手術療法を選択されるが多いのですが、固定除去後のリハビリにおいても、医師 の同意のもと施術できますので、当院へお越しになる前に担当医の同意(退院後、接骨院でリハビリを行ってよいかどうかの同意)を得てください。

各医療機関と連携しての鍼灸健康保険の取り扱い

医師による適当な治療手段のない慢性病においては鍼灸施術療養費の支給対象となっています。長年続く腰痛や関節痛、吐き気や頭痛をもたらす首か ら肩にかけての痛み、腕へのしびれなどを健康保険で施術しています。
健康保険を用いた施術をご希望の方は施術時にお申し出ください。




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